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OGUMAG+

[竣工:2019年 所在地:茨城県つくば市 敷地面積:25196㎡ 延べ床面積:2500㎡ 階数:地上3階]  掲載誌:新建築2019/10

都電荒川線沿線にある木造店舗付き共同住宅を、 アートを中心とする複合施設へと改修した計画。 既存建築の 1 階は間口の広さが優先され耐震性能が低く、 2 階は横並びに 3 住戸が配 置された、 採光に恵まれない閉鎖的な空間であった。 改修前は、 ギャラリーと店舗、 共同住宅が個別に存在していたが、 本計画ではギャラリー、 カフェ兼アトリエ、 シェアハウスを吹き抜け や開口によってつないだ。 また、通りに対しても大きな引き戸を設け、街に開く計画とした。 街と建築が一つの 「OGUMAG+」 となって地域と連携することを試みている。 入居者であるアーティ ストは吹抜を介して地域住民と交流し、 作品をつくり、 ギャラリーでの展示を行う。 アーティストと地域住民の交流によって、 この場でしかできない作品が生まれることを期待している。

このプロジェクトは、ヨーロッパで設計活動して、現在、荒川にアトリエを構えるnm studio, Studio GROSSとの共同設計。

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